作業効率の向上
従来の解凍機は、解凍が完了すると保管庫へ移し替える作業が必要。
一方、デパック解凍機は食材が設定温度まで解凍されると、自動的に鮮度保持モードへ切り替わるため、そのまま食材を保管でき、移し替えの手間が不要。
翌日使用する食材を前日にデパック解凍機にセットするだけで、翌日には次工程に最適な温度の食材がデパックの中でスタンバイしています。
衛生的で、清掃が楽に!
解凍方式による性能比較
メーカー名 | サンテツ技研 | A社 | B社 | C社 | |
解凍機能 | デパック | 水蒸気 | 高周波 | マイクロ波 | |
解凍原理 | 電気エネルギー | 水蒸凝縮による外部加熱式 | 高周波による内部発熱式 | マイクロ波による内部発熱式 | |
解凍時間 | 8時間 | 4~5時間 | 5~30分 | ||
解凍後の温度帯 | マイナス | ◯ ※解凍後の温度は任意設定可 |
× | ◯ | ◯ ※解凍後の温度は任意設定可 |
プラス | ◯ | × | |||
スライサー | 解凍後スライサー工程が可能 | 解凍後のスライサーは使えない | 解凍後スライサー工程が可能 | ||
解凍品 | 魚 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
鶏肉 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
牛肉 | ◯ (大型原木のみ時間がかかる) |
◯ (大型原木に時間がかかる) |
◯ | × (マイクロ波が通らない) |
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メリット | ・食材を高品質のまま解凍 ・既存の冷蔵庫にデパック機能を後付けできる ・デパックの効果により商品の鮮度保持、長期間保存が可能 ・解凍後冷蔵庫として使用が可能 ・スケジュール運転ができる ⇨解凍作業の負荷が少ない |
・解凍後冷蔵庫として使用が可能 ・スケジュール運転ができる ⇨解凍作業の負荷が少ない |
・解凍後の食材の品質を度外視すれば、短時間解凍が可能 | ・解凍後の食材の品質を度外視すれば、短時間解凍が可能 | |
デメリット | ・蒸気による解凍の為、減退のままの取り扱いは負荷。必ずラッピング必要 ・解凍後に、菌・臭い対策の為、庫内清掃が必要 ・解凍品目を変える度に、解凍庫内、カート、番重等の洗浄が必要 |
・食材の内部発熱により変質リスクあり ・マイナス温度帯での解凍のみ |
・食材の内部発熱により変質リスクあり |
他社解凍機では、高周波やミスト方式など、高温を用いて解凍を行うた め、庫内にドリップが流出し、日々の清掃に人員が取られます。 一方デパック解凍機は0°C以下の環境を基本としているため、衛生的で清 掃も楽になります。