
デパック解凍・鮮度保持機の特徴
デパックで作られる高電圧静電誘導による電気エネルギーを食材に与えながら
解凍することで、
- 酸化の抑制効果により変色が抑えられる
- 雑菌の増加を抑えられる
- 重量のロスを減らすことができ、食材の歩留まりが向上する
さらに、
- 解凍後そのまま鮮度保持モードに自動的に切り替わることで、解凍庫から冷蔵庫への移し替えの手間が省け作業効率が向上する
という数々の特徴を有しています。
おいしく安全な食材の提供
食材を酸化劣化から守り、変色もなく高品質な解凍を可能にしました。
解凍時にドリップが少ない為、菌が増えることなく1週間以上も保存することが出来ます。
【菌数検査の条件・流れ】
・牛ロース冷凍ブロックを1/2に切り分け
・同じ温度環境の-3℃で一方はデパック解凍、もう片方は通常解凍
・16時間の保存後、意図的に菌の増殖しやすい温度(30℃)環境にて12時間保存
・菌数の確認検査実施
歩留まり向上に貢献
鶏肉の解凍時に、デパック導入前後のドリップ流出による重量ロスを1年間比較。
導入後は重量ロスを年間で約5.5%削減。
年間300トンの解凍作業時、年間¥5,810,000のロス金額削減。※1kgあたり350円計算
月間実質解凍使用量
作業効率の向上
従来の解凍機は、解凍が完了すると保管庫へ移し替える作業が必要。
一方、デパック解凍機は食材が設定温度まで解凍されると、自動的に鮮度保持モードへ切り替わるため、そのまま食材を保管でき、移し替えの手間が不要。
翌日使用する食材を前日にデパック解凍機にセットするだけで、翌日には次工程に最適な温度の食材がデパックの中でスタンバイしています。
デパックによる「三方良し」の実施例
デパックを大手食肉メーカー様へ導入いただき、コンビニ弁当のコストダウンと品質向上を実現。消費者様へおいしくて安全なお弁当のお届けすることに貢献。
まさに、買い手良し・売り手良し・世間様良しの「三方良し」を実現できました。
解凍方式による性能比較
業務用冷蔵庫タイプ
デパック解凍・鮮度保持機(Hシリーズ)[業務用冷蔵庫タイプ]
型式 | SE-DEPAK H500 |
SE-DEPAK H1000 |
SE-DEPAK H1300 |
SE-DEPAK H1600 |
---|---|---|---|---|
内容量 | 491L | 1042L | 1332L | 1616L |
幅 | 625 | 1200 | 1500 | 1800 |
奥行 | 800 | 800 | 800 | 800 |
高さ | 1890 | 1890 | 1890 | 1890 |
処理量 | 60kg | 120kg | 160kg | 180kg |
電源 | AC単相100V/15A | AC3相200V/20A | AC3相200V/20A | AC3相200V/20A |
価格(税別) | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
※掲載内容は予告無く変更する場合がございます。ご了承くださいませ。
大型冷蔵庫タイプ
デパック解凍・鮮度保持機(Hシリーズ)[大型冷蔵庫タイプ]
SE-DEPAK 型式 |
数量 | 参考サイズ(mm) 幅×奥行き×高さ |
内装 カート 台数 |
参考処理量 鶏肉2kg ベース |
製品価格 | 納期 |
---|---|---|---|---|---|---|
PH0.5 | 1基 | W1400×D1500×H2600 | 1台 | 240kg | オープン価格 | 60日 |
PH1.0 | 1基 | W2300×D1500×H2600 | 2台 | 480kg | オープン価格 | 60日 |
PH1.5 | 1基 | W2300×D2500×H2600 | 4台 | 960kg | オープン価格 | 60日 |
PH2.0 | 1基 | W2300×D3500×H2600 | 6台 | 1440kg | オープン価格 | 60日 |
PH3.0 | 1基 | W2300×D4500×H2600 | 8台 | 1920kg | オープン価格 | 60日 |
PH4.0 | 1基 | W2300×D6500×H2600 | 12台 | 2880kg | オープン価格 | 60日 |
- 大型につきましては、都度見積とさせていただきます。
- 処理量はキャスター式カート仕様にて算出しております。
(標準カートサイズ:W1000×D670×H1760 1段トレー2枚×15段)
※カートの仕様については、食材に合ったサイズ及びピッチに変更が可能です。(オプション) - 電源は3相200Vが必要となります。
- 掲載内容は予告無く変更する場合がございます。